2023年のアメリカ合衆国製作のコメディ・ファンタジー映画。
日本で言うリカちゃん人形、アメリカのバービー人形の実写化。
女性のフェミニスト運動や生き方を問うた話。
バービーの国ではバービーが主人公で大統領もノーベル文学賞も女性が取っている。
その完璧なはずのバービーの国でバービーが死を考えたり、セルライトが出てきたり、しまいにはヒールを履くはずの足がぺたんこ足になってしまい、人間界に行ってそれを直そうとする話。
バービーの国ではいつも楽しくダンスパーティーを毎日やって悩みのないバービーだったが、人間界に行ったらひどい言葉を投げかけられるは、警察に捕まるは自分に自信が無くなって泣いてばかり。
人形の主人である人間に救われ、バービーの国に帰っていくがそこはバービーの国ではなく、男くさいケンの国になっていた。
フェミニズムを考えるにあたって、女性の地位が低いからフェミニズムを考えるんであって、バービーの国のケンは同じように男性の地位が低いから男性の地位向上を考えるのでしょう。
最後の結末が考えさせられました。
ただ恋愛をすればいいとそういうことではなく、人形が人間になりたくなるそれが完璧なバービーじゃなくてもというのがこの映画のいいたいことなんだろうな。
私の書いた脚本が最後恋愛で終わっていたので、そうじゃないんだと深く考えさせられました。
バービー役の女優さんがとても綺麗でそれだけでなく、人形なのに人間らしく頭もよくなっていくというのがとても素敵でした。