2023年のイギリス・アメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー映画。
『チャーリーとチョコレート工場』の前のチョコレート工場をどう作るかという映画。
チャーリーとチョコレート工場では監督ティム・バートン主演ジョニー・デップのコンビでウォンカが孤独からはいだすところやチョコレート工場の毒っ気のあるところがありましたが、今回はあまり毒っ気はなかったように感じます。
ミュージカル映画のいいところが良く表れた映画だったと思います。
吹き替え版で観たのですが、吹き替え版じゃないと音楽と歌詞のいいところが分からなかったかも。
ロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』に登場するウィリー・ウォンカの若き日を描くオリジナル作品。
ウーパー・ルンパ役のヒュー・グラントがいい味出していた。肌がオレンジ色で髪の毛が緑のウーパー・ルンパは小さくてウォンカのチョコレートを盗むのだが、それには理由があって。踊りと歌がいい味出している。
私自身がウォンカのチョコレートを食べたことがあるのですがアメリカチョコレートらしく濃厚で甘いチョコレートでした。日本のチョコとはまた味が違うのです。
ティモシー・シャラメは美男子なんだけど、癖のある美男子で一回見たら忘れられない顔をしていると思う。前に観た『君の名前で僕を呼んで』の時もいい演技をしていたが、今回もまた違った味を出している。
こんなチョコレートがあったならと、ワクワクする夢を与えてくれる映画だと思う。