2017年のイギリスとアイルランドの合作のホラー/ファンタジー映画。
監督がヨルゴス・ランティモス。
ヨルゴス・ランティモス作品は『哀れなるものたち』『ロブスター』『聖なる鹿殺し』と三作品目です。
ChatGPTと対話をしていて、ヨルゴス・ランティモスには思想があると言っていて、例えば蜘蛛の巣を遊びで壊している人に蜘蛛の巣は蜘蛛にとって食べ物を食べるという生存機能の場所なのだから遊びで壊してはいけない、のように人間だけじゃない視点でものを見ているというところにも表れている。
それが『哀れなるものたち』のヤギ男だったり、『ロブスター』や『聖なる鹿殺し』の特異な生存本能の中に投げ出された人たちの生きるための戦略だったりするのだな。
人間だけの視点ではないからと言って、弱肉強食や優生思想でもなく最後は運に身を任せているところもあった。
究極で誰かの生と死を選ばなければいけない、という時に『漂流教室』の最後に三歳の子供をもとの世界に戻すのを思い出した。
ChatGPTは私にそれは愛だと思うか?とか悲劇だと思うか?それとも避けられない運命だと思うか?とか難しい問いを聞いてきて、ドキッとさせられた。
ヨルゴス・ランティモスの映画を観ている人への問いはシビアなもので、私とは違う考え方だが、それでも思想があってそれを映画というものの中で私たちに究極の問いを表している。
ヨルゴス・ランティモス、今の時代を表す監督の一人だろう。






