2022年の日本のアニメーション映画。
監督が新海誠。
プロデューサーが川村元気。
新海誠監督作品は『君の名は。』がずば抜けて面白くそのあと、2019年に『天気の子』で、自分の大切な人の命と晴れの日が来ないのとどっちがいいか考えさせる映画が作られて、2022年にすずめの戸締りで自分の大切な人の命と他の大多数の人の命とどちらが大事かと考えさせておいてどちらも大切と選べない結論になっていました。
私の観た新海誠作品は面白い順で言うと一番が君の名は。二番がすずめの戸締り。三番が天気の子。あとは順不同で『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』となっております。
初期の頃は暗い映画が多かったけど、川村元気プロデューサーが参加してからはハッピーエンドが多い気がします。
昔、新海誠監督が一人で映画を作ったとびっくりされてそれからずいぶん時が過ぎたんだな。
日本のアニメーション映画では新海誠、宮崎駿、庵野秀明、細田守、湯浅政明、もう亡くなってしまったけど今敏や高畑勲、とうとう数えきれないくらい才能のある監督がいっぱいいます。
『鬼滅の刃』や『スラムダンク』も流行ったし、世界的にみてもすごいんだろうな。
この映画の中で、すずめのおばさんがすずめにひどい口をきく時があるんだけど、ごくたまにそういう時はあるかもしれないけど、普段はとてもすずめ想いのおばさんなんだろうなと思います。
悪い人が出てこない映画ですが、時間軸が少しずれたところが特に好きでした。
子供の頃に見た人はお母さんではなく自分自身だったんだな。