映画が好きすぎる眼鏡女子の独り言

淀川長治に強い憧れがある映画感想家

『花束みたいな恋をした』星5つ★★★★★#坂元裕二#菅田将暉#有村架純

2021年の日本の恋愛映画。

脚本が坂元裕二

『花束みたいな恋をした』がネット上で賛否両論分かれていて好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、嫌いだって斜に構えていることはかっこいいかもしれませんが私は好きに全振りして星五にしました(笑)

どういう視点かというと、完全に絹ちゃんよりで。

ラーメンブログで一日の訪問者がちょっとうらやましいなというくらいで。

恋をし始めてから、同棲して一年くらいお金の心配もなく自分の好きを二人で共有していたきらきらしていた時代が愛おしい。

麦君の本棚漫画は「松本大洋」『アキラ』とうとうは分かっていましたが日本文学はというと私は「三島由紀夫」「谷崎潤一郎」「村上春樹」「町田康」「島田雅彦」「絲山秋子」で止まっている。この頃本を読めていないな。この映画で若い子の感性から刺激を受けています(笑)外国文学はこの映画では一回しか見れなかったから分からなかったけどあんまり麦君は読んでないんじゃないかな。私の本棚にはガブリエル・ガルシア・マルケスほぼ全巻あったんだけど読む前に引っ越しちゃって6冊くらいしか読んでいません。スティーブン・キングは『恐怖の四季シリーズ』とか。私と本棚似ている人いたら付き合ってください(うそです)

麦君私的に絵の才能あったと思う。村上春樹の単行本の表紙みたいな絵を描くな。先輩のつてを使ってではなく、ランサーズやクラウドワークスとかでフルに頑張っていれば違う未来が見えたのかな。

アキ・カウリスマキの映画や『クーリンチェ少年殺人事件』とうはなかなか乙な選択で。

私だったらそうしたというがむしゃらに絵を描いてアウトソーシング会社で働いていたら、この楽しい生活が一生続いた未来があったかもしれない。そうはいうもそれが出来なかった二人の恋愛の着地点が苦しくて悲しい。