2022年の日本のミステリー/スリラー映画。
原作が平野啓一郎。
愛したはずの夫は、全くの別人でした…という話。
夫は誰だったんだ?という謎からどういうことだ、どういうことだと話が進んでいき。
この映画去年の日本アカデミー賞で演技賞を取りまくっていて、安藤サクラやっぱり演技上手だなと思うのだった。
義理のお父さんの柄本明とよく一緒に映画に出ていることが多くて、演技一家だなあと。『PERFECT DAYS』の柄本時生から今年の大河ドラマの『光る君へ』の柄本佑から、今をときめく俳優たちだなぁ。
しかも安藤サクラは今年の日本アカデミー賞で主演女優賞『怪物』と助演女優賞『ゴジラ-1.0』を受賞している。特徴的な顔をしていてなおかつ演技が抜群に上手。
さてさて、この映画、興味深いミステリー作品だなぁ。
平野啓一郎は私が大学生時代、京都大学の学生作家として芥川賞を受賞してから有名になっていって、ちょっと小難しい小説を書いているイメージがある。
イメージがあるのは読んでないから。今年は小説を読もうと思っているが、平野啓一郎まで触手が伸びるかな?
窪田正孝は『春に散る』と同様、ボクシングシーンが印象的。
この映画の最初に出てくる絵と最後に出てくる絵が同じ絵で、最初に出てきたときは窪田正孝のことを言っているのかな?と思ったら最後には妻夫木聡のことを言っているんだろうというのが意外で良かった。