2021年の日本のアニメーション映画。明石家さんまの企画・プロデュースで西加奈子同名小説をアニメ映画化。
明石家さんまがあまり映画に詳しくなくさんまの作る映画だからなと馬鹿にしていたら面白かった。
さんまが映画に詳しくないとはいえ、有名どころの映画はチェックしているみたいだからそういういい部分が出た映画なんだと思った。
北野武が映画を作っているからそれでさんまにも作らないかと話はきていたみたいだけど、たけしが当たっているだけになかなか重い腰をあげなかったらしい。でもアニメだしたけしとは違うところで戦いたかったんだろうなとも思う。
肉子ちゃんの声が大竹しのぶだったけど、言われても分からないくらい声と役がマッチしていた。
肉子ちゃんの娘役の声が木村拓哉の娘cocomiだったけどそれも結構良かった。
太っている肉子ちゃんが男に弱くいろいろな街を転々とするという役柄や、肉子ちゃんが食べものが大好きで子供のような純粋さや愛情いっぱいのお母さんの役やら観ている観客は肉子ちゃんを好きにならずにはいられないと思った。
小学校の人間関係や二宮という気になる男の子が変な顔をするところや自称小説家の影響で小説を娘が好きなところやがまたいい味出している。
二宮が作っているものが感動的だったんんだなと、雪降る空を見つめて思ったんだろうな。
最後のほうで多分娘のきくこが生理になったと思うのですがそれで肉子ちゃんがおめでとうと言ったり紅白饅頭がどちらも赤かったりしたんだろうな。
さんまに次の映画の企画も楽しみにしていると言いたい。