映画が好きすぎる眼鏡女子の独り言

淀川長治に強い憧れがある映画感想家

『ブルース・ブラザース』星4.5点★★★★☆

1980年のアメリカのミュージカル/コメディ映画。

主役の二人は有名なコメディアンだったみたいで、私は知りませんでした。

スラップスティックコメディというかドタバタ喜劇というか。

かなりお金をかけた映画だなと思いました。

1980年代にこういうコメディが流行ったんだろうな。映画だからこういう映画が作れるんであって、現実とは違う映画なんだということを念頭に観ないといいか悪いか混乱します。

今この映画を観ると好き嫌いがわかれそうな気がします。

黒い帽子に黒いスーツを着て黒いサングラスをしていて、私もこういう映画が好きです。

カーアクションがすごくて、誰も轢かなかったからいいようなものの、それにしたって、お店に車を突っ込んだりそれが主役二人ならまだしも警官が突っ込んでいるところがブラックコメディなんだろうな、と思いました。

また、自分がお世話になっていた教会の税金を払うところがお金を盗んだりせず、自分のバンド代で払おうとしているところがやはりコメディになるゆえんなんだと。

最後のおなわになっていて主役二人を大勢の警官で銃を構えているところの画角が好きでした。

またフランス料理店で二人で変な食べ方をしていたり、主役二人を狙う女性がハチャメチャだったり、細かいところでおかしいところがまたいいんだろうな。

テレビでアメリカで活躍している日本人コメディアンがブルース・ブラザーズの笑いが好きだというのが、アメリカでも地方地方によって笑いが違うのだろうなと思わせるところです。