2019年のイギリス・アメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー・コメディ・ドラマ映画。
友達からも他の人からも評価が悪かったのでどうなのかと思って観たのですが、確かにCGが要らなかったけど、まあよかったんじゃないかな?と思いました。
多分この映画でも劇団四季の舞台でも人間がどうやってそこに猫がいると思わせる、のが一番の見せ所だと思いますが、それならなおさらCGが要らないです。
劇団四季の舞台は観ていないのですがそちらのほうがもしかして良かったんじゃないかな?と思って、いつか機会があれば観たいです。
CGがはいっていると、しっぽとか耳とかひげとかが少し不自然。そこに猫がいるとおもうより、猫人間がいる、と思っちゃう。
私が一番映画を観ていた1990年代の映画と比べると画素数が高いせいか映像は綺麗です。でも1990年代のちょっと色あせたような映像も好きなんだよな。でも、映画業界はどんどん映像が綺麗になっていくんだろうな。
話の内容、はあんまりないんだけど、猫の紹介を歌と踊りを通してしていって、たった一匹の猫が天界に行けるという話。
天界に行くのが死ぬことなのかな?と一瞬思ったけど、この映画の内容からして多分本当に天界というところがあって、そこにたどり着けるという話だと思った。
主人公の猫が顔かわいいし、歌うまいし、踊り上手、で優しい性格。
時々、猫同士でじゃれあったりするところは、ああ猫だと思います。
ただただ猫とは何か、を高らかに語っている映画。
中途半端なストーリーをいれず、猫を演出するために歌ったり踊ったり時には豪華な舞台美術を使って作られた映画だというところが好感持てます。
名前も『キャッツ』!猫尽くしな映画でした。