アメリカのポピュラーソングを主題歌にした1952年公開のミュージカル映画。
ミュージカルは間違いがないと思うが、特にこの映画は歌って踊っているジーン・ケリーが顔も格好も歌って踊って演技しているところもいい。
一番好きなシーンは恋愛の楽しさを知って、雨の中で歌い踊るシーンです。
恋愛は雨でさえ楽しくしてしまうものなのか、心のありようが分かって夢中で踊っているところが恋心を思い出させてとてもいいです。
雨に唄えばは有名なミュージカル映画ですが、今回初めて観ました。
映画の中での相手役の声がすっとんきょーな声をした女優さんがまた悪役をいい感じでこなしています。
ジーン・ケリーはタップダンスがとても楽しそうで、もう一人の男の人のジーン・ケリーの友達のピアニストの人と息があった踊りを展開してるところがいい。
とにかく踊りが魅せます。
ミュージカル映画の中でもかなり上のほうにある映画なんじゃないかな?
68年も前の映画だからか、映画の楽しさをとてもよく伝えています。
私の作った自主制作映画はサイレントの手法を用いた映画だったんだなと懐かしく思い出します。確かチャップリンの字幕を真似して作ったんでしたが、撮影中に何を話してもよく、音を気にしなくてもいいというのがこの映画でもよく伝わります。
サイレントとトーキーでは出てくる俳優も違ってくるのでしょうか?とこの映画を観て思いました。手法が違うからかな?と思います。
ジーン・ケリーの笑みが素敵な映画でした。