2017年の日本のアニメドラマ。
1993年の岩井俊二監督の同名日本の実写テレビ映画に基づいたお話です。
この映画の最後の音楽が米津玄師が作った音楽としてNHKの紅白歌合戦でやっていて、映画も観たいな観たいなと思っていました。
この映画は細田守や新海誠と絵柄が似ているけれど、もっと映像美がいいと思っていましたが、都会の景色や田舎の景色では新海誠のほうがよく、話のストーリーでは細田守のほうが良いなと思いました。ではこの映画の何がいいかというと、心象風景を描いた花や海の景色がよかったです。
新海誠みたいに思ったことを言葉で詩人のように言うのではなく、思ったことをどこまでも景色で表そうとしているところが好感持てました。
そして、主人公の女の子のかわいさもまた好感が持てました。
中学生が着る水着のスクール水着のぶっきらぼうな可愛さや、浴衣になった時の大人っぽさや白いワンピースの似合っている可愛さや制服の可愛さや。
確か岩井俊二の映画のほうはこんな不思議な終わり方ではなく、もっと打ち上げ花火が丸いのか平たいのかを、ああそっかぁと思わせた終わり方だったと思いましたが、こちらは時空が変わる話らしく。
女の主人公が引っ越すことには変わりがないのですが、いろんな未来があって、今日一日を花火大会に行って楽しく終わる結末やら、東京に家出してパフェか何かを食べている未来もいいもんだなと思いました。
引っ越すことに変わりがないがいい思い出を作れる未来が一番いいと思いました。