面白かった~~!!!
2013年のイタリアの恋愛・ミステリ映画です。
監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』で有名なジュゼッペ・トルナトーレ。音楽はエンニオ・モリコーネ。これだけでも映画好きには面白そうでたまらないですが、観終わってこんな結末は思ってもみなかった。
日本の手袋会社の社長夫人がこの映画の几帳面な主人公の手袋を自然に外すところが忘れられないと言っていましたがまさに、そこに主人公の心のほどけていくさまが表されていました。
こういう結末に驚いたことと、主人公の演技が上手いことと、この結末でなくても星4.5点ついただろうなという恋愛のところと良かった。
愛に贋作はあるのか?という問いに、ないとは言えないとか言っているあたりに少しこの映画のエッセンスがあったんだろうな。
主人公は本当の女性と付き合ったり結婚をしたことがなく、好きな絵画を隠し部屋で見ていることに喜びを感じていたのが、そうか、確かに最初のころ鑑定をしに行った家が少しずつ変わっているというところで何とも思わなかったものなあ。悔しいなあ、なんにも予備知識なく観たのがまた良かったんだろうな。
うーん、確かにミステリだなあ。
あんまり深く書くと映画をこれから観る人に悪いので書けませんがそれでも人に自信をもって推薦できる映画の一つです。