2018年、日本のロマンス映画。白石ユキの同名少女コミックを実写映画化。
私の小学生の姪っ子が観たいとせがむので一緒に観た映画。
普段観る映画とはだいぶ違う映画のチョイスです。
まず思うのは私の姪っ子は小学生でいながら、観るものは高校生の青春恋愛映画を好むんだなあ、っと。
多分姪っ子はこの映画を観てキュンキュンしていたんだろうな。地味なヨリという主人公がかっこよく見えるようなところや、そのヨリが主人公の女の子にキュンキュンしているところを見てまた観ている人がキュンキュンするような。
私はというと昔見たことがある漫画の中の主人公みたいだな、と思って。
キュンキュンはしなかったけど、自分が脚本を書くと思うと勉強になります。
私がキュンキュンするのって、例えば寒いなか男の子が手を温めようと自分の手にはぁはぁ息を吹きかけ温めようとしているところとか、好きな人の匂いが自分の服にもついていて、つい匂いを嗅ぐとか(笑)
田山花袋の『蒲団』の主人公の男の師匠が弟子の女性の座っていた蒲団の匂いを嗅ぐというところに大笑いしていた私が、恋愛がかかわってくると笑えなくなる、っていうのがキュンキュンと大笑いの違いでしょう。
この映画も多分高校生くらいまでを圏内に狙っているのだと思うと皆ちょっとしたことにキュンとするんだなっと思った。