テレビでやっていたので久しぶりに観た。
1986年日本のアニメーション映画です。
まず、天空に島というか城というか浮かんでいる場所があるのは夢のあることだよなーと。
宮崎駿いわく自分の映画で思想性を感じてほしいのではなく、走るときの土の感触とかそういうのを感じてほしいと『もののけ姫』の時言っていたけど、この作品もまたそうだったのでしょう。
確か私が子供のころ文化会館でこの映画を観たような気がする。
もらった金貨を投げ捨てようとするが力なく拾うところや、自分のいる牢獄から外を見ようとして外の軍隊の足元に映像が変わるところや、アニメーションが英語で命を吹き込むという意味なのをよくよく感じさせる映画だなと思います。
子供のころに観た夢って一生残っているんだよな。
この映画の前の『風の谷のナウシカ』の漫画版にテイストが似ているなあと思いました。ロボットや、ラピュタの中のことやが似ている。
それで宮崎駿は飛行機好きなのも感じた。『紅の豚』や『風立ちぬ』のように飛行機を作っているところがラピュタにも存分にでているなあと。
宮崎駿が長編作品をもう作らないと言っていたけど、その後また作りたいと言っていたのをみていて、そうだよな、一生作っていないとな、とも思いました。
子供のころの夢は大人になってみて、またもう一度見ても確かに素晴らしいよなと思えるものなのだと自分の感覚をもとに感じました。