今日映画館で最後の『ボヘミアン・ラプソディー』の上映でしたが観てきました、と思ったらまだやっているみたいで。映画館で観たほうが音楽の情感がすごくて観てきてよかったな、と思いました。
2018年のイギリス・アメリカ製作の伝記映画です。
高校時代に世界史の時間に先生が歌手のなんとかという人がゾロアスター教だったと言っていたのが、クィーンのフレディー・マーキュリーのことだというのをようやく知った次第です。確かゾロアスター教は鳥葬だと思っていたのですが、フレディー・マーキュリーはゾロアスター教の儀式に伴い、火葬だったと書いていました。
成功しても苦悩が付きまとうのが人生ですが、その苦悩も音楽に浄化されて感動の涙でした。
音楽のことを分からない私ですが、それでも他のバンドにはない、右から左に音が変化していったり、オペラをロックで表現したり、手と足で音楽を表現して聴衆と一体になったり。
アカデミー賞主演男優賞ノミネートですが、歌っているときの情熱やバイセクシャルの苦悩やバンドの葛藤など圧巻の演技だったので、私も期待しています。
何が一番心に残ったかというと、フレディー・マーキュリー視線のチャリティーイベントライブエイドのステージからのお客さんのことを見たり、ステージ上のバンド仲間を見たりの視点です。普通あり得ない視点ですが多分CG上の合成だと思うのですが、その視点がフレディー・マーキュリーの感情の盛り上がりが分かってよかったです。