2016年の映画。
カナダのモード・ルイスという画家の実話。
それにしてもサリー・ホーキンスっていろんな映画にでているんだなぁ。『シェイプ・オブ・ウォーター』や『パディントン』やこの映画や。美人ではないといっても女優になるくらいだから、普通に比べると美人だよなぁと思ったり。
この映画のサリー・ホーキンスはしわがいっぱいあって、障害のため足が悪いのを見事に演じていました。でる映画でる映画で全く違う役を演じていてすごいなーって。
最後のほうで実際のモード・ルイスとエベレットが出てきて初めてああ、これは実話だったんだと分かりました。
本物の絵も見て幼いけれど、普通の人には描けないような色使いのカラフルな可愛らしい絵を描いていて一枚500万円もするのだとか。それを5ドルくらいで売っていたのだから、商売っ気がないというか、足ることを知るというか。
モード・ルイスは自分はそんなに多くのことを求めないと言ってエベレットと結婚するのだけれど、モード・ルイスのおかげでエベレットは人を愛すること、愛を表現することを知ったんだなぁと。
そしてモード・ルイスは不幸な人生だったのがエベレットと会って絵を描くことを怒られず、むしろ商売にしてもらって幸福をつかんだんだなって。
裕福な生活ではないまでもそれでも自分の好きな人と自分の好きな仕事をしていると人は幸せになれるのでしょう。