2011年のイギリスの恋愛映画です。
この映画を観ていて思うのは、恋愛関係にしろ同性同士の友情にしろ家族愛にしろ、相手に対する尊敬の念のようなものがなくならなければずっと続くのかな?って思います。
尊敬の念はどうやったら持つかというと、相手の話していることや行動やあとは昔からのその人との歴史とか。持とうと思って持つものではなく、相手の話に共感したり、感動したり、その心が沸き立つ感じがあると、ずっと一緒にいたいと思うなあ。
この映画のデクスターは女性遍歴が激しくって、主人公のアン・ハサウェイを悲しませてばかりだけど、それでも見捨てれないのはその尊敬の念がある一点かな?と思います。
自分の才能を信じてくれて一緒にいて心が華やぐというか。落ち込んだ時もお互い一緒にいたいと思うし。
昔観た『エターナル・サンシャイン』も恋愛映画ですが、こちらは倦怠期の恋人たちがでてきて、せっかく中華料理を食べに来たのにしゃべる話がない恋人たちに妙にリアルさを感じました。しかもお互い記憶をなくしてもまた同じ人に恋をするのだから恋愛は分からない。
ワン・デイは倦怠期はなくいつも新鮮に相手を好きでいて結婚したら毎日が特別な日で23年かけてこれほどの恋愛を叶えるのだと思うと、友情でいようと言われてもそれでも恋愛感情を持っていてもそのうちいいこともあるのだな、と思いました。