2015年のイギリスのロマンスドラマ映画。
なんの予備知識もなくクリスマス近くに出会った二人の話ということで、クリスマスに近くなったから観てみた映画です。
女性同士の恋愛の話とは思わず観たからびっくりしてしまった。
ただ、ケイト・ブランシェット演じるキャロルはお金持ちで上流階級の品を持っていて、同じ女性から見ても魅力的な女性に見える。
しかも才能を見分ける力も持っているようでテレーズの写真家の実力を見分けたのがさらに魅力的に感じる。
同性でも異性でも尊敬のねんを持っている人の特別な存在になりたいという気は分かるのですが、そこまでは分かるのですがそれ以上の恋愛にならないのは私がやはり男性にしか恋愛感情を持てないところから来るのでしょう。
逆にキャロルはテレーズのどんなところに惹かれたのかな?
若くても自分の意思を持っていて、人とは違った感性を持っているところかな?
ケイト・ブランシェットは『エリザベス』を観た友達が女性だけどかっこいいクールビューティーだと言っていたがまさにクールビューティーそのもの。
キャロルとテレーズの旅行が終わって、自分を好きでいていくれた男の子たちがそれなりの女の子とクリスマスのデートをしているところを見ると、自分はその人たちの特別な存在ではなかったというのが分かります。
それで自分自身の気持ち的にキャロルを好きなことと、キャロルも自分を特別な人として見てくれるということで最後の微笑みになったのでしょう。
テレーズが綺麗になっていくところが素敵でした。