この映画は星何個なんだろう?と悩み0.5点刻みに初めてしました。3よりは大きいし4よりは小さいということで3.5点。
ティム・バートンは『チャーリーとチョコレート工場』や『シザーハンズ』など誰が見ても面白く完成度の高い映画と、それよりは少し落ちるんだけど『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のような気持ち悪すぎて笑いにならないものや、『アリス・イン・ワンダーランド』のジョニー・デップの役をちゃんと理解しなかったための中途半端な役作りのための面白くなさなど悪くないんだけどいま一つというものがあります。この映画も後者ではないでしょか?
この映画もどのティム・バートン監督作品と同じく異形者の気持ち悪いかわいらしさはありましたが異形者の悲しみはあまりありませんでした。
この映画の面白かったところは亡くなったおじいさんと時空を超えて電話で話すところや、最後に子供たちに会いたい主人公が何度も何度も場所を変えてループしたりその場所を探すまで軍隊に入ったりしながら、時間をかけて今の子供たちに会いに来たところでした。
頭の後ろに口がある子供や、怪力な女の子、透明人間や空気より軽い女の子、等くすりと笑えてきもかわいい子たちが何とも言えないティム・バートンらしさをだしていました。
それでもいいと思うところは脚本のなかで作り上げる家族愛や何年もかけることをいとわない人への心のようなものなのでし
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