1956年のアメリカ映画です。テーマが難しいので感想を書くのも難しいのですが、熱中して観たので星5つにしました。
高校の世界史で名前を呼んではいけない神の名前がヤハウェだと教わったんですがそんなこと教えていいのかな?と思いながらおそわっていました。けれどもその神の名前を呼んではいけないのは、神はみんなには声を聞かせないからなのかなと、この映画を観て思いました。実際はなぜだかは分かりません。
預言者モーゼはイスラム教の預言者じゃなかったかな?と思いながら観ていましたが、旧約聖書の話なので、キリスト教のイエス・キリストが産まれる前の話として映画化したのかな。アメリカ映画ですからね。
神の声を聞く前のモーゼはそれでも偉人になれるくらい立派なwise manでしたが、神の声を聞いてからは神がかっていて普通の人間とは思えない言動行動でした。
それ以外の人の言動行動はいろいろ考えさせられました。特にユル・ブリンナー扮するエジプト王ラムセスの自分の子供を生き返らせてほしいと冥界の神に祈るところや、モーゼの昔の恋人ネフレテリがモーゼの出生の秘密を知ってそれでもモーゼを愛して出生の秘密をばらした乳母を殺してしまうところが生きることや愛することへの情熱を感じて熱かったです。
最後らへんの神に祈ったら海が割れ道ができたところがこれこれ、これが見たかったんだよ、と思いました(笑)
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