『シェルブールの雨傘』のカトリーヌ・ドヌーブとジャック・ドゥミ監督が作ったミュージカル映画。
この映画を観て私の好きなミュージカル映画は話の筋がかなりはっきりしたものだと分かった。この映画は最後ハッピーエンドに向かって話が収束していくんだけど、話の筋よりも洋服がお洒落で可愛かったり(多分1960年代の洋服)映像的に綺麗だったりするものだった。
ジョージ・チャキリスを見て、『ウエストサイドストーリー』に出てた人だなとは分かったんだけど名前を知らなかったんだけど、父と母が知っていたから昔有名だった人なんだろうなと思った。
また、ミシェル・ルグランの音楽はおお!『女は女である』は私の大好きな映画だったし、シェルブールの雨傘もかなりいい映画だったなあと思ったものです。音楽は聞き覚えなかったけど、一度聞くと覚えてしまうような明るい曲からしっとりとした曲まで色々でした。
話の内容としては、自分の運命の人になかなか会えない双子とそのお母さんの話ですが、ニアミスで会えそうなのに会えないところとだんだん近づいていって最後にハッピーエンドになったところが良かった。
洋服が特にお洒落で双子の同じ洋服の色違いがどちらもよくて迷うくらいなのが女性雑誌にこの映画が紹介される由縁なのかなあ、と思いました。
お洒落な映画なのは確かです。