2007年のアメリカ合衆国のコメディ/ロマンスの料理映画。
2001年のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品。
主演がキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズって名前も顔も知っているけど出演作品を観るのはこれが初めてかもしれない。セクシィ女優と思っていたけど、体の線が美しい。
料理映画ってそれだけで十分楽しいが、この映画はそれに姪っ子の成長物語と同僚との恋愛要素があってさらに楽しい。
一流のシェフ、ケイトは自分の料理の確たるものがあるので、お客が難癖をつけてもそのお客と喧嘩になってしまう。そのことを良く思わないオーナーがケイトにセラピーをつける。
そのケイトの姉と姪っ子が交通事故にあってしまい、姉が亡くなり、姪っ子のジョーイをケイトがあずかることになり。ここまでのいきさつが『ミーガン』と同じだなぁと。
ミーガンの叔母は料理が苦手で食パンだけ食べさせていたりしたが、ケイトは当たり前だが料理上手で、なのにジョーイは食欲がなくケイトの同僚ニックがスパゲティを作てくれるところから料理に目覚めていく。
ジョーイの顔が哀川翔の娘の顔に似ているなぁ、などと考えていました。
ジョーイはケイトが失敗すると怒ってふてくされるが、やはり料理で打ち解けていく。
その怒っている表情がとても上手い子役だなぁと。
料理人同士の目隠しして入っている食材を当てるというゲームのようなものがすごくセクシィ。料理人にしかできない遊びだなぁ。
料理映画って観ていて美味しそうで幸せになります。
最後もハッピーエンドで素敵でした。