映画が好きすぎる眼鏡女子の独り言

淀川長治に強い憧れがある映画感想家

『JUNK HEAD』星3.5点★★★☆

2017年、日本のコマドリアニメ映画。

監督がほとんど一人で作った映画でギレルモ・デル・トロが大絶賛した映画と聞いていたのでどんなのができるのかと思ったら、ギレルモ・デル・トロが大絶賛するだけあって、造詣が気持ち悪くてよかった。

私もコマドリアニメをやっているから、コマドリアニメとCGアニメをどうつなげるのかとか最後のスタッフロールで作っているところを見せてくれていたんだけどどうコマドリを作るのかとか興味深かった。

最後のスタッフロールがほとんど監督の堀貴秀監督の名前だけで受けた。

世界観とか造詣とかコマドリの技術とかはすごかったんだけど、脚本が少しなかだれしていて残念だった。

声が日本語でも英語でも外国語でもなく、適当に作られた言語だったのが受けた。

アレクサンダーとか三人のソルジャーの話が面白かった。人間は天国に住んでいると思っていたら、人間の主人公が天国はいいことをして死んだものが行くところじゃないか?と言っていて、最後に天国に行けたかな?というところが良かった。

これが第三章の一章目だというのがびっくりさせる。

7年かけて作っているというがコマドリだとそれくらいかかるよな、というのと監督が最後までやる気さえあれば作れるものなんだよな、とか思った。

うちの父がこの映画をちらっと見て、私が作ったものなのか?と聞いていたのが受けた。こんな造詣の深いものは私は作れませんね。

私も短編アニメなんだけど作りっぱなしで編集をしていないのを作るよう頑張ろうと思った。