映画が好きすぎる眼鏡女子の独り言

淀川長治に強い憧れがある映画感想家

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』星四つ★★★★

2016年のイギリス、アメリカ合衆国のファンタジー、アドベンチャー映画。

ハリーポッターを書いたJ・K・ローリングが原作者。

ホグワーツ魔法学校やダンブルドアやマグルとかハリーポッターで聞いたことのあるキーワードが出てきて嬉しかった。

私の父がハリーポッターロード・オブ・ザ・リングが好きなのですがこの映画もそれらの映画と同じように安定の面白さだな、と思った。

ファンタスティック・ビーストはシリーズ物で五作作られるらしいのですがこの映画はその一作目。三作目が今映画館でやっています。二作目までがアマゾンプライムで観られるようです。

私の父がなんでこういうファンタジーものが好きなのかと考えると夢があって映像が綺麗でCGがすごくて脚本が面白いからなんだろうな。

この前観たジャンク・ヘッドはストップモーションアニメーションなのですがこの映画の魔獣といい勝負です。

ストップモーションアニメーションとCGではジャンルが違うのですが作ろうとしている造詣はどっちもいい。

ただ脚本を考えてみるとファンタスティック・ビーストのほうが何倍も手馴れている感があってレベルは上だな。お金のかけ方も製作規模も大きいだけあって脚本もレベル高いです。

この映画の主人公のニュートは魔法使いで魔獣の研究をしている学者のような人なのですが、マグルの人間や同じ魔法使い同士のつながりが薄くこの映画を通して友情や恋愛を覚えていくのでしょう。

魔獣の扱い方が素敵でした。

最後のパン屋の作ったパンが魔獣だったのがおかしかった。