1994年制作のフランス映画。
高校時代にここら辺の話を世界史で勉強した頃に映画も観たことがありました。
残酷なシーンに合ったぞくぞくするような音楽をあてたりしていてすごいなと思ったものです。
今回は母と観て、母はこの映画が合わないのか、さっそく眠りの世界に飛び立っていました。
その他に、同じキリスト教なのにカトリックとプロテスタントでこんなに争いが大きいのか?と疑問に思っていたようですが、私が世界史で勉強したときは、同じ宗教なほど宗派が違うと争いが大きくなると聞いたことがあったのでそうなのかな?と思っています。
イザベル・アジャーニの渾身の演技。
そしてこの映画で特に印象に残っているのは、ジャン=ユーグ・アングラード扮する国王シャルルが毒入りの本を読んでいた時が、あ~~と嫌な気持ちになりました。アンリを殺すため弟が用意したものなのに何とも間の抜けたシャルルがしかも毒入り本をべろんべろん指をなめながら読んでいるところが間違えてしまった後のいやーな気持ちの原因です。演技上手いなとも思いました。
あと、他にも好きなシーンがアンリがシャルルを助けてしまい、自分が逃げられなくなってしまったところ、そのあとのみんながどうするんだ?と思っている空気感が好きでした。
あと、アンリが自分的に好きなタイプの人でした。自分の不安をマルゴに吐露した時がああ人間らしいと思いました。
王妃マルゴの純愛とその相手の死についても考えさせられました。