2025年の日本のドラマ映画。
監督が山田洋治。
主演が木村拓哉と倍賞千恵子。
フランスの映画『パリタクシー』のリメイク版。
前にそのパリタクシーを観ていたので話の筋は分かっています。
それにしても倍賞千恵子の演技は上手いなぁ。
普通の人なら説明的な台詞になりそうなところが、感情がこもっていてさすがだなって。
しかも、倍賞千恵子の洋服が洗練されていていいな。
紫のコートが素敵。
木村拓哉はやはり木村拓哉だなって。教場とは演技が違うけど木村拓哉らしい演技が今も健在!
明石家さんまがちょっとだけ電話の声ででてきて、さんまが電話口から「見て分かるようにぎっくり腰なんや、いや見えないか。」という台詞を言っていて、この映画を観る前にさんまが「いや見えないか。」の台詞は言わなくても分かるでしょ、と言っていたが山田洋治がその台詞がなければ分かりにくいとさんまに無理やり言わせたのだとか。
それを知っていて観たらやはり山田洋治が言ったように言ったほうがいいなぁと思うのだった。
山田洋治の監督作と言えば『男はつらいよ』でこれは何と言っても名作ぞろいだが、『隠し剣鬼の爪』を観た時、潔さがなくなんかくどいなぁと思ったものだった。
この『Tokyoタクシー』はいい意味で山田洋治らしさがでていた。
この映画に出ている俳優は山田組というか山田洋治の映画によく出演する俳優さんが多い。リュック・ベッソンのジャン・レノとか是枝裕和の綾瀬はるかとか。
山田洋治の職人技が光る一作なのでした。
それにしても映画監督は長生きな人が多いなぁ。凄いです。
