2023年のアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。
監督がアリ・アスター。
アリ・アスター監督は『ミッドサマー』の監督でもあります。ミッドサマーは嫌いな映画の一つに数えられるのですが、ボーはおそれているは設定が私好みなのと、ポスターの写真が良さそうなので楽しみにして観ました。
なんでミッドサマーがこんなに嫌いというかというと明るいホラーが気持ち悪く感じるからです。ホラーは暗くてじめじめしてるに限るな(笑)
ボーが母のところに行こうとして様々な困難に合うのは面白かった。一番受けたのはお風呂に入っていたら天井に蜘蛛男みたいな何しているんだか分からない男が隠れていたところ。
行こう行こうとするんだけどなぜか行けないというのは自分の見る夢にもよくあって、なんでこんな夢を見るんだろうと不思議の一つです。
で、このボーの母が毒親というか子供を愛しているんだろうけど、憎んでもいるのかなって。
最後の怒涛の展開には驚かされます。
ボーも良く考えると自分で決断をできない男で常に周りに振り回されている男なんだよなって。
A24という会社も最近知ったくらいで映画好きはよく知っているんだろうけど、私はアリ・アスター監督くらいしか知らないなぁ。今度この会社から大作が作られるらしいとか。
アリ・アスター監督お得意の上下逆の映像だったり死体の胡散臭い造りだったりがミッドサマーから受け継いでいる感じです。
ミッドサマーよりは好きだけど、まあまあという感じかな。