監督がスタンリー・キューブリック。
これが1968年に作られたっていうのが凄いなと。
2001年のことを想像して作った映画かもしれないが2001年に木星に行くこともなく、宇宙旅行はそれでも2024年でかなっているかもしれなけど、超お金持ちの宇宙旅行でもこんな感じにはなっていないなぁと。
あと、ハル9000の自我のようなもののあるコンピューターが今のAIの時代になんだか薄気味悪い。
ハル9000が自分を消されそうになって、自分には声の聞こえないところで人間が話しているのをじーっと見ていて、口の動きで何をしゃべっているのか知り、人間を排除しようとしているのが怖かった。
この映画の中ではコンピューターに自我があるということなのね。今の時代もコンピューターに自我があるのかどうかは謎なんだよな。
私はこの映画多分高校時代くらいに観ていると思うんだけど、難解すぎて意味が分からなかったと思うんだけど、スティーブン・スピルバーグやクエンティン・タランティーノがこの映画を観てものすごい衝撃を受けていて時代もあるんだろうなと思った。
この映画が出来たのが私が生まれる前だからね。
今だったら『メッセージ』だったり『インターステラー』だったりSF映画に時間の観念が出てくるが、この時代は人類の始まりから人間存在の死と生命の誕生が含まれているんだろうな。
スタンリー・キューブリックは好きな監督で高校くらいの頃好きな監督は誰かと聞かれたらスタンリー・キューブリックとリュック・ベッソンと答えていただろけど、今はクリストファー・ノーランとギレルモ・デル・トロが好きだと答えるだろう。
キューブリックは映像がスタイリッシュでお洒落だな。神々しいし音楽がまた合っている。