2022年のフランス、イタリア、ベルギー、スイス、ポルトガルの合作のドキュメンタリー/ストップモーションアニメーション映画。
アヌシー国際アニメーション映画祭のコンペティション部門でプレミア上映された作品。
私は知らなかったけどこの監督結構前から映画製作をしていたみたいです。
ストップモーションアニメーションということで気になって観た映画です。
水の上にハートマークを作るのとか、アフターエフェクトとか使って作ったのかなぁと観ていて思った。
話の内容は自分の祖先、おじいさんやおばあさんの貧乏や戦争で大変だった時代、イタリアのムッソリーニの時代の話を伝えている。
ストップモーションアニメーションは結構な手間がかかった映画だと思う。
人形の手が上手く表現されていてクレイアニメで作ったのか他の素材で作ったのか分からないが、どうやって作ったのか教えてもらいたいくらい(笑)
ちょっと残念なのが人形がどれも同じに見えて誰が誰だか分かりづらかった。同じテイストでも顔の表現や洋服の違い、体型の違いをはっきり分からせることが大切だと思った。
この映画にはストップモーションアニメーションの部分と動画で撮った部分とがあって時々それが一緒になっていたりする。ヤン・シュバンクマイエルと似たところか。
アヌシーの映画祭がコマドリだけでなく、動画で撮っている部分もある映画も出品していいのか知りたいところです。