2020年の日本のドラマ/ドキュメンタリー映画。
この映画ドキュメンタリーというのかな?
ドラマ映画だったけど、富司純子の家の庭や花、金魚、虫や家のたたずまいや家から見た海の様子、空や月虹などがその瞬間しか味わえないような気がしてドキュメンタリーと言えばドキュメンタリーなんだろうかとも思った。
うちの母が観たいと言うので観たが母は途中で飽きていた様子。
私はこの映画は家のたたずまいなどを表したい映画なんだろうなと思って結構観れた映画でした。
椿の庭と言うけど、椿だけではなく庭の花や虫、あとその時期その時期の果物を食べて(桃やスイカなど)季節を感じる映画でした。
葉山なのかなあと思ったがよく分からず。
こういう家で祖母と季節を感じながら過ごすのは尊いことだなと。
一人で暮らすには大変かと思ったけど、二人で暮らすにはとてもいい家でした。
富司純子の亡くなった旦那さんのお友達が遊びに来た時、とても幸せな友人関係なんだろうなと思った。
あまり事件も起きず、淡々とした映画ですがそれでも家を売らないといけないという事がおきて、富司純子が悲しんだり、薬を飲まなきゃいけないところ、薬を捨てていてささやかな抵抗をしていたり。
最後のほうで家を壊し始めたとき、あんなにいい家がこうなるのかと観ている私たちも悲しくなりました。
池にいた金魚が金魚鉢にいる金魚に変わり住んでいるところが変わってしまったのは人間も金魚も一緒なんだなと思った。
やはり、場所はその人の記憶を残す場所でもあるのだなと。