2001年の日本の映画。テーマは認知症。
うちの母が何か映画が観たいということで、アマゾンプライムで何か面白そうな映画はないかなぁと探していたら折り梅をみつけ。母は前に観たことがあると言っていましたがもう一度観たいということで。
本当は『恍惚の人』も観たかったようですがそれはアマゾンプライムにはなく。
うちの母の興味は認知症だったり、老後のお金のことだったり、老々介護のことだったり。今の日本の問題点が母も興味があるんだな。あとは、そういうテーマとは関係なく日本映画も好きなのでしょう。
折り梅は急に歌いだすところがわざとらしいなと思ったことと母が最後の終わり方が綺麗すぎるというのが気になったけどそれでも認知症を知れるいい映画だったと思います。
認知症になっても絵をかいたりして楽しめるところもあるんだろうな。
デイケアに入ったりグループホームに見学に行ったり。でもやはり、お年寄りは家族が一番心を許せてわがままも言えてほっとするんだろうな。
明日グループホームに行くというところで原田美枝子が吉行和子の部屋に来て一緒の部屋で寝たいというのが心を開いていって何とも言えなかった。
で、次の日グループホームに行く途中猿の動物園みたいなところに寄り道したり、和菓子の喫茶みたいなところでお茶したり、最終的にはグループホームに行くのを辞めてしまったりしたところが、観ていてすごく好きでした。
子供のころに習い事に行かず、さぼっているのを家族も理解してくれているような感じに似ている。