『ロリータ』は1962年のイギリスの映画。
ウラジミール・ナボコフの同名小説を原作とし、ナボコフ本人の脚本でスタンリー・キューブリックが監督した作品。
ロリータはロリータファッションやロリコンの由来になった作品。
私の予想ではもっと幼児に向けた愛情かと思って変態のおじさんの話かと思っていたら高校生くらいに向けた愛情だったようで、まぁ変態といえば変態なのですが(笑)
最初に足の指にペディキュアをつけているところでなんだこれ?と思いました。
主人公のハンバート教授は一瞬ロリータを見かけたとたんに恋焦がれてしまい、そのお母さんと結婚してしまう。その愛情を日記に書いていつみつかるか?いつみつかるか?とスリルを楽しんでいる。
ロリータ自身は普通の女の子で義理のお父さんの締め付けに反抗してみたり。
それにしてもハンバート教授の嫉妬がすごい。ロリータが男の子と話しているだけで怒り出し、締め付けが激しい。
背徳的な楽しみに喜んでいて、観ている私もドキドキさせられた。
最初に殺した男が途中に出てきてなんだろう?と思っていたら、最後の結末までロリータにしてやられたのか、とようやく分かって納得の結末でした。
ロリータファッションの語源の割にはロリータはそういうファッションをせず、お洒落な高校生の格好をしていたのが不思議だった。
この映画や小説はロリータという女の子の名前が小さな女の子に好意を持つロリコンの語源になったり有名な映画だと思います。
キャンディーやチップスジュースがロリータのロリータらしさが出ている小物だったなと。
そんなにロリータが好きだったのか、というハンバート教授の想いに何とも言えない気持ちにさせられました。