映画が好きすぎる眼鏡女子の独り言

淀川長治に強い憧れがある映画感想家

『インターステラー』星4.5点★★★★☆#クリストファー・ノーラン

面白かった~~!!!

2014年、クリストファー・ノーラン監督によるSF映画

クリストファー・ノーラン監督は今まで『メメント』『ダークナイト』を観たことがあるのですが、どれも面白く。私の得意なジャンルじゃないのにそれでも魅せるところをみると、本物の監督なんだなと思います。

メメントは時間軸がめちゃくちゃで一瞬なんだったっけ?と頭を使わせるところが憎い。この時間軸の映画的な工夫みたいな作品が好きで自分の脚本に使ったことがあります。私が時間軸の工夫を好きになったのはガブリエル・ガルシア・マルケスの本『予告された殺人の記録』からなんですけどね。今回も少し時間軸の工夫がみられます。

でも、物理学的に時間というものを考えると?というところが今回の映画のみそなのでしょう。インターステラーは星と星の間という意味があるらしく、一次元がたて?二次元が横、三次元が高さ、四次元が時間、と昔聞いていたのですが五次元=無数の時間軸が存在する世界とのこと。

重力がカギになっているみたいですが、そこらへんの物理学のようなものは私は全然知らなくてちんぷんかんぷん。

映像がすごく綺麗でなんだか本当に宇宙から見た地球を映しているところもあるんだとか。『2001年宇宙の旅』のような映像の綺麗さもあり。でも、動きが少し不自然なところもあり、そこが星0.5点足りなかったところか。

『インディペンスデイ』よりも何倍も面白いSF映画です。クリストファー・ノーランがこんなにもてはやされているのが分かる気がします。この監督の他の映画を観る楽しみが私にはあります。