ラッセ・ハルストレム監督の2017年アメリカ映画です。
ラッセ・ハルストレム監督は『ショコラ』や『ギルバート・グレイプ』で有名ですね。
『HACHI約束の犬』や『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』は観ていないのですが、犬好きなのかな?と思うくらい犬に執着した映画が多いですね(笑)
ショコラやギルバート・グレイプのほうが星が多い気がしますが、それでも星4つになりました。
『やかまし村…』シリーズも気になります。そのうち私もそのシリーズを観るのでしょう。楽しみ。
人生ならぬ犬生はなんのためにあるのか?と幼い犬は考えます。もちろん、楽しむためにもあるのだから大いに遊んで、大いに食べて、でもそれだけではないんじゃないかと考え始めます。
この映画の場合、一度死んでもまた仏教のように輪廻します。本当の死は輪廻するのか一度で終わるのか分かりませんが、輪廻すると思うと心が少し軽くなるのも事実です。
最後にこの犬の魂は犬生はどういう理由があるのか?自分で思うことを言いますが、私もこの映画を観て思ったことを言いたいと思います。
まず、楽しむため以外にあるとしたら多分親友ができることが犬生の大切なことだと思います。何度も輪廻していろいろな人間の親友を相手に人生を考えさせる犬の魂ですが、一番心に大きかったのはイーサンという少年からの愛でしょう。
イーサンに幸せになってもらいたい、自分が昔飼われていた犬だと知らせたい、という犬の欲求が心に響きました。